生命保険の終身タイプ
一生涯保障がつづくもの
特徴
一生涯の保障の準備
解約時には、解約返戻金がある
メリット
何よりも、一生保障が途切れない・保障が続くので安心
掛け金が一定
値上がりしない事で経済的な不安が軽減する
いざという時に、解約返戻金を使うことができるので、生きる為の保障として充てる事もできる
デメリット
定期タイプに比べて掛け金が高くなる
大きな保障を準備するとなると、かなりの掛け金が必要となる
払込期間中に解約をすると、もちろん保障は無くなり、解約返戻金の金額もが少なくなる
活用法
子の学資金
積立のみに活用するケース(父、母、子の家族構成として)
父:契約者及び被保険者
母:保険金受取人
※子は保険に関係ありません
例えば、終身タイプの保険を、子が 0歳時に、上記のように契約した場合
※多くは 2歳 から 3歳 の時に契約するようですが…
高校の学資金と想定するなら、掛け金の払込期間 10年
大学なら、掛け金の払込期間 10年 もしくは、15年 にします。
(積立てを目的とするなら、払込期間は、短期間が済ませます)
この期間は、父の保障付の学資金積立期間です。
10年で払込が終われば、高校入学までなら 5年、大学入学までなら 8年 あります
その期間は、そのまま据え置いて、積立金(解約返戻金)が増えていきます
もちろん、その期間も保障が続きます
この期間は、父の保障付の学資金運用期間です
怪しい話でなく、生命保険の仕組み上、解約返戻金は増えていきます
どの位、増えるのかは、各生命保険会社で違います
そして、必要なときに解約し、解約返戻金を受け取ります
ここで、父の保障は無くなり、子の為の学資金となる訳です
期間が決まっていないので、各々のタイミングで解約できるのが良いところです
もし、学資金に、この解約返戻金が必要なければ
そのまま父の保障として継続できますし、解約返戻金を、他のものに充てることも出来ます
貯金と違い、生命保険ですので、父が亡くなった場合は、もちろん死亡保険金が受け取れます
注意
保障付の積み立てをするのなら、間違っても定期タイプの特約の付いたものを契約されないようにして下さい
定期保険特約、医療特約などなど
まとめ
一生涯に渡る保障が準備でき、安心な事に加え、解約返戻金があり、いざという時には、必要資金としても活用できる
ただし、解約をしてしまうと、解約返戻金は受け取れるが、保障は無くなる
また、早期に解約をしてしまうと、解約返戻金の受け取り金額が少なくなる
一生涯の保障の準備と、保障を持ちつつ長期間の資産形成
これに最適なのが、生命保険の終身タイプです