生命保険は必要なのか
生命保険など、はたして必要なのか
そう考えた事のある方は、少なくは無いだろう
なぜ必要なのか、生命保険の他に方法はないのか、などを考えてみたいと思います
生命保険が必要な理由
生命保険が必要な理由としては、経済的な補填と精神面での安心がある
経済的な補填
例えば、夫婦と幼い子供2人の、4人家族で、働いているのは、夫のみとします
この場合、夫が事故や病気で亡くなった場合、この家族が生活ができないことになる
この亡くなった夫の代わりに、経済的な補填をしてくれるのが生命保険である
精神的な安心
経済的な補填が、あってこそのものだが、精神的に安定するのも事実である
生命保険がなければ、そこで収入が途切れる事になる
経済的な問題が出てくれば、家族の生活に、子の将来と不安ばかり、精神的に追いつめられてしまう
保障を準備する方法
生命保険に加入する事が、本来の目的ではない事をしっかり認識しよう
必要な保障を準備することが生命保険の本当の意味である
その準備そする方法をあげる
貯蓄で準備する
金融機関の預金、タンス預金など、自身でお金を貯めていく方法
現在の日本の金融機関の金利では、増えることは無いかもしれないが、大きく減らすことは無いだろう
保証を準備するという点では、今の生活費を、もう一つ準備することになる
例えば、月々生活費20万円とするならば、20万円 ✕ 12ヶ月 ✕ 年数 となる
上記の例で、夫35歳で4人家族だとしよう、定年が60歳とするのであれば、25年分のお金を貯蓄で準備しておく必要がある
20万円 ✕ 12ヶ月 ✕ 25年 = 6000万円
これを踏まえると、4人家族で生活しながら、6000万の貯蓄があれば良いことになる
夫が、22歳から働きだしたとして、毎年460万の貯蓄をすれば、35歳で6000万の貯蓄が出来る
ただ現実的に考えて、貯蓄で必要な保障を準備するのは不可能だろう
その他で準備する
株式などの証券、不動産などの資産運用で準備する方法がある
いわゆるハイリスクハイリターンと言われるもの
確実性に欠けるかもしれないが、大きく資産を増やすには良い方法である
それなりの金融知識、経済状況などを踏まえた上で、やり方を覚える必要がある
ハイリスクと耳にした時点で、保障を準備するには、向かないであろう…と考える方が多いのが普通だろう
ただし、必要な保障分の、お金を得ることができれば、とても良い方法であることは間違いない
これ以上に、資産を増やす方法はないだろう
生命保険で準備する
月々数千円の保険料(掛け金)で、数千万円の保証が準備できるのが生命保険
「貯蓄で準備する」のように、年間に数百万の貯蓄をする必要もないし、万が一の時に、貯蓄を数千万持っておく必要もない
「その他で準備する」のように、高いリスクを考える必要もない
保障を準備するのに最適なのが、生命保険だというのは、言うまでもない
必要性に疑問を感じるところ
保障を準備するのに最適なのが、生命保険だというのは、理解できたとしても、必要性に疑問を感じている理由を探してみる
掛け金が高い
まずは、これが挙げられる
生命保険の掛け金(保険料)は、被保険者の年齢に対して決まる
年齢が高ければ高いほど、掛け金も高くなるのが普通
若い時に生命保険に加入すれば、安く抑えられるのである
自動更新があるので、掛け金が高いと感じるのである
よくわからない
これが本当の理由だと思う
必要性だとか言うよりも、生命保険が、よくわからない
ほとんどの方が、そうだろう
自身が加入している生命保険が、どういうものか説明できる方は、多くないはず
いや、そんなものである「生命保険なんて」というのが本当のところだろう
使うときは、死を迎えた時なのも、よくわからない理由である
これこそ、必要性に疑問を感じる本当の理由なのです
だからこそ、自分が亡くなった時の事をイメージして、家族など大切な方々の、その後の生活を考えてみてください
「よくわからない」なんて、言えなくなります
生命保険は必要なのか
答えは、簡単。必要です。
基本的な仕組みを知らないから、掛け金が高くなるから、必要性に疑問を感じてしまいます
大切な方のために、必要最低限のものを、準備することが必要なのです