生命保険の見積もり
見積もり
何か大きな買い物をする時など、おおよその、支払いの予測を立てる時に、見積もりを依頼します
同じようなモノであれば、複数の見積もりを比較検討するかもしれません…相見積もりです
例えば、自動車などが良い例かもしれませんね
同じ車でも、お店によっては価格が違います
利益の金額が違うでしょうし、仕入れの金額も違うでしょう
生命保険ではどうなのか
ハッキリ言っておきます
全く同じ保障であれば、相見積もりしても同じでしょう
というのが、答えです
いや金額が違う?
それは、保障内容が違うか、保険会社が違うか、などでしょう
自動車で言えば、軽自動車か、普通自動車か、トヨタかホンダか等の違いです
モノが違えば、金額は明らかに違ってきます
自動車の場合は、実際に触れて、乗って使うので良いですが、
生命保険は、そうはいきません
基本的に、生命保険の保険料(掛け金)は、決まっています
会社の営業所や営業員では、どうにも出来ないでしょう
保険会社Aから加入しようとも、保険代理店Bから加入しようとも、同じ保険商品で、全く同じ保障内容であれば、保険料は同じです
生命保険の見積もり
生命保険に限って言えば、見積もりと言う概念は捨てたほうが良いような気がします
全く同じ保険商品で全く同じ保障内容であれば、保険料が変わらないのだから…
保険料を比較して、生命保険を決めることが、大きな間違い
もちろん、生命保険に掛ける予算は、それぞれあると思います
しかし、その中で準備するのであれば、必要な保障を切り捨てる必要が出てくるでしょう
生命保険に立てる予算など、他のものに比べると金額が低くなるでしょう
出来るだけ安く済ませたいのが生命保険です
ですから、金額が違うということは、自動車で言えば、軽自動車と、大型自動車や高級車を比較しているという事もありえるのです
軽自動車と高級車では、どちらが安いかなど言わなくても分かりますね
ただ、生命保険に関しては、このような比較の仕方が多いです
安く済ませたいのであれば、軽自動車同士などの同等のもので、比較する必要があるのです
保障内容を、しっかり比較すること
ここが出来ていないと、見積もりにもなりません
保険会社Aと保険会社Bの、医療保険を比較するならば、保障内容を同等のものにして、比較しなければ、意味が無いのです
例えば、
・Aが入院日額 10,000円 で掛け金 2,000円
・Bが入院日額 5,000円 で掛け金 1,500円
だとすると、単純に掛け金が安い 1,500円にしますかと言うことです
どう考えても、おかしい話になります
保障うんぬんより、安い方がいいと言うのであれば良いのですが
私なら、上記の例であれば、Aの入院日額を 5,000円にして掛け金を、1,000円にします
(掛け金が1,000円になるかは、分かりませんが、同程度の保障内容にして比較します。と言うことです)
どうすればよいのか
生命保険は、全く同じモノでの見積もりは、掛け金だけでの比較は、全くもって意味が無いということです
同程度の保障内容で、各保険会社の生命保険商品を比較する事が必要です
その中で、妥協できる保障内容、譲れない保障内容を決めた上で、掛け金を比較すること
これが、生命保険の見積もり・相見積もりです
自分自身のことです
見えないから、難しいから、安いから、ではなく
だからこそ、しっかり考える必要があるのです
保険屋、保険会社のために、生命保険に加入するのではありません
自分自身のために、そして大切な人のために加入するのです
金額だけの見積もりでなく、保障内容の見積もりを行いましょう