掛け捨て保険って

「掛け捨て」って

生命保険の掛け金が戻ってこない保険を、掛け捨てなんて言います。

スゴイ名前だなと思いません

「掛け捨て」ですよ

掛け金を捨てる…という意味でしょうか

こんな保険なら入りたくないですね(笑)

他のモノは、どうなの

洋服や車、電化製品の身の回りのものなどは

モノを購入して、支払った代金って戻ってきますか?

ブランド物や人気商品で、リサイクルショップに売るなどすれば、それなりのお金になると思いますが

車や電化製品なんて、売っても…ですよね

車は、人気車種や珍しいモノであれば、それなりでしょうが、どんどん、製品は新しくなるので、大した金額にはなりません

何を購入するにしても、人件費などの利益は必ず含まれてますからね

ヒトがやることには、お金が掛かるんですね

掛け捨て自動車とか、掛け捨てテレビ、掛け捨てジャケットなんて言いませんよね(笑)

なぜ、保険だけ

掛け捨て保険…なぜ生命保険(損害保険)は、こういった呼び方がされるのか

それは、実感が無いから

お金を支払うだけで、生命保険など使うことが無ければ、何もないから

それでも、お金を払い続けていく

だから、捨てているような感覚なんでしょうね

定期型生命保険

掛け捨て保険と言われるもののほとんどが、定期保険に該当します

一定期間の生命保険です

その殆どが、10年、20年と続けていくのですが、支払った保険料は戻ってきません

そんなの当たり前のことなんですけどね

生命保険を10年間買っているんです

多くは、月々の分割で支払ってるのではないでしょうか

冷静に考えると、買っているのですから、お金が戻ってくるという発想が不思議です

一定期間の保障を買う

だから、定期保険なのです

掛け捨てと思う理由

生命保険を使ったことが無い、身近で感じたことがないから

生命保険を使う、つまり生命保険金を受取ると言うことは、被保険者が亡くなった時

だから、何事も無く生活している時は、生命保険はムダに感じます

掛け金を捨てているように思えます

だから「掛け捨て」なんて言葉があるのかもしれません

逆に使ったことがある方、生命保険金を受け取ったことがある方なら、掛け捨てなんて思わないでしょう

もうひとつ、「掛け捨て」と思う理由は、その保険・保障内容を知らないからでしょう

自分で買ったものが、何なのか知らない・よく分からないのです

その、知らない・よく分からないを人のせいにするから掛け捨てなのです

保険会社の売り方、これも問題はあると思います
いろんな人に、同じようなパンフレットを持って、生命保険を契約してもらうのは…

しかしながら、自分の買ったものくらいは、知っておきましょう

少なくとも何の保険に入ったのかくらいは…

自動車を買う時に、何の車か分からずに買いますか?

洋服を買う時に、サイズもデザインも分からずに買いますか?

それと同じこと

生命保険を買う時に、何の保険なのか、どういった時に使うものなのかくらいは確認して契約しまょう

掛け捨てとは思わず、生命保険を購入したという認識を持ちましょう

掛け金が戻ってこないのが嫌ならば、貯蓄タイプの生命保険に加入しましょう

それでも、生命保険が嫌ならば、すべて解約して貯蓄しましょう
困ったときに、とんでもない事態になります。全て自己責任になりますが…

生命保険は、あなたと他の契約者の共有の財産であると言う事です

生命保険金は、他の契約者の掛け金を少しずつ分けてもらっているから、あなたが困ったときに、大きなお金を受け取れるのです

しっかり考えて、生命保険に加入すれば、「掛け捨て」なんて言う、意味の分からない言葉を使えなくなるはずです

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